グラスリッツェン製作工程1

グラスリッツェンの製作工程 ~ 透明ガラス ~

初級作品の製作工程をご紹介します。
透明ガラスは彫り目が見えにくいので濃い色の布を当てて彫ります。
手元が見やすいよう、明るい場所で照明をつけて彫りましょう。

透明ガラス
ソーダガラスに手彫りします。
一般的に入手しやすいガラスで、クリスタルガラスに比べると硬いですが、手彫りすることができます。
[おことわり]透明ガラスは反射してしまうので、写真ですと彫り線が見づらいですが、実際はもう少しくっきりと見えます。
「ダリア」初級レッスン(体験レッスン)作品
グラスの内側に図案を貼りつけます。
図案をサインペン(油性細字)で写します。
サインペンで写した線が輪郭線になります。
輪郭線を彫ります。
手を安定させるようにして力を入れずに彫ります。
輪郭線が入ったら、サインペンの線を除光液で拭き取ります。

*輪郭線は薄めに彫ると仕上がりの調整がしやすくなります。強く彫りすぎないよう気をつけましょう。

ここからの工程写真はガラスが反射して彫り線が見づらいですが、実際はもう少しくっきりと見えます。
エーゲルマンガラスの工程写真も参考にして下さい。
↓体験レッスンの場合はここからスタートです。

手を安定させるようにして力を入れずに彫ります。
花びらの中心方向に向かって目安線を入れながら線を描くように『線彫り』します。
花びらの内側は彫り残します。
全体を薄く彫りました。
バランスを見ながらさらに彫ります。

*グラスリッツェンは薄い線を重ねて少しずつ濃くしていくときれいに仕上がります。
*明るい所は彫りを重ね、暗い所は彫り残すようにします。
完成です。

この作品の体験レッスンはこちら

グラスリッツェン製作工程  それぞれの製作工程をご覧下さい。

手彫りガラス(グラスリッツェン)

グラスリッツェンの表現は絵画に近いかもしれません。
ダイヤモンド針はペンタイプのホルダーに付けて使うので鉛筆で描くような感覚でガラスを彫ることができます。


体験レッスン

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