グラスリッツェン製作工程3

グラスリッツェンの製作工程 ~ 鏡 ~

鏡の製作工程をご紹介します。
鏡は彫り目が二重に見えるので慣れるまではやりにくいかもしれませんが、鏡に映った線に惑わされず、彫り線のみを目で追うようにします。
手元が見やすいよう、明るい場所で照明をつけて彫りましょう。

鏡も彫ることができます。硬いので手彫りよりもルーター彫りが向いています。
パテントフリー図案(使用図案Elegant Floral Designs )を使用したレースをご紹介します。
図案は器の形(ここでは鏡の形)に合わせてアレンジします。
「レース模様」
図案を作品に合った大きさに印刷します。
配置のアタリをつけます。
通常は図案を切り貼りしていきますが、今回は手軽な方法として鏡の形に切りました。
中央の花はそのままで、まわりは少し変更します。
カラーペンなどで修正ラインを入れます。
図案写しにはチャコペーパーを使います。
今回は白を使用しました。
鏡の上にチャコペーパーと図案をのせ、セロハンテープで留めます。
ボールペンで図案の線をなぞって写します。
チャコペーパーの線が写りました。
ルーターで輪郭線を入れます。
輪郭線が入ったら、チャコペーパーの線を除光液で拭き取ります。
輪郭線を整えながら全体を彫ります。
線の太さにより針を替えます。
全体バランスを見て、新たな線を加えたりしながら細かい部分をアレンジして彫ります。
完成です。

グラスリッツェン製作工程  それぞれの製作工程をご覧下さい。

ルーター彫り

ルーターは、モーター力が手の力の代わりになります。
力が一定なので安定した線を彫ることができます。手彫りと同じ感覚で針先を動かすことができるので大変便利です。
手彫りとルーターを併用することで表現の幅も広がります。
なお、ルーターは手彫りよりもガラス粉が出やすいので、彫る時はマスクをしたほうが安心です。


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